![]() |
![]() |
動脈硬化症に起因する疾患
動脈硬化症に起因する疾患
動脈硬化症に起因する疾患
●虚血性心疾患
冠動脈の閉塞や狭窄などにより心筋への血流が阻害され、心臓に障害が起こる疾患の総称である。 狭心症や心筋梗塞がこの分類に含まれる。
・狭心症
狭心症では心筋が死なず回復する。
・心筋梗塞
心筋梗塞は心筋が死んでしまい回復しない。
●脳血管障害、脳血栓、それに伴う脳卒中
・脳血管障害
脳梗塞と脳出血、クモ膜下出血に代表される脳の病気の総称。 他に、もやもや病、慢性硬膜下血腫等も脳血管障害に分類される。
⇒脳梗塞・・・脳を養う血管が詰まるタイプで、次の3種類がある。
(1) 脳の太い血管の内側にドロドロのコレステロールの固まりができ、そこに血小板が集まって動脈をふさぐ「アテローム血栓性梗塞」
(2) 脳の細い血管に動脈硬化が起こり、詰まってしまう「ラクナ梗塞」
(3) 心臓にできた血栓が流れてきて血管をふさぐ「心原性脳塞栓症」などがある。脳卒中死亡の60%以上を占める。
⇒脳出血
脳の中の細い血管が破れて出血し、神経細胞が死んでしまうタイプ。高血圧や、年をとって脳の血管が弱くなり、血管が破れることが原因となる場合が多い。日中、活動しているときに、頭痛やめまい、半身マヒ、意識障害などが起こる。脳卒中死亡の約25%。
⇒くも膜下出血
脳をおおっている3層の膜(内側から、軟膜、くも膜、硬膜)のうち、くも膜と軟膜のあいだにある動脈瘤が破れ、膜と膜の間にあふれた血液が脳全体を圧迫する。動静脈奇形が出血の原因の場合もある。突然激しい頭痛、嘔吐、けいれんなどが起こりやすく、意識がなくなり急死することもある。脳卒中死亡の10%強。
⇒一過性脳虚血発作
脳の血管が詰まるタイプのうち、24時間以内に回復するもの。脳梗塞の前触れ発作ともいわれる。一時的に片方の目が見えなくなったり、ろれつがまわらない、半身がいうことをきかなくなるなどの症状が起こる。再び血液が流れると症状もなくなる。
・脳血栓
脳血栓は脳の動脈硬化が進行し、血管がつまり、そこから先の脳組織に血液が送られなくなった状態をいう。
・脳卒中
脳の血管がつまったり破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなくなったために細胞が死んでしまう病気。

