体脂肪を知るのカテゴリ

知っていますか? 体脂肪の役割

ダイエットは体重を減らすことではなく、体脂肪を減らすことです

つきすぎた脂肪は美容上も健康上も問題ですが、あなたが減らしたいその脂肪は、必要があるから体についているのです。

ダイエットは、ただ脂肪を減らしさえすればよいわけではありません。 減らしすぎたために体調を壊すこともあります。

適切な体脂肪量にすることがダイエットです。 まずは、体脂肪について知っておきましょう。


体脂肪 完全燃焼!!―正しい知識でダイエット

体脂肪 完全燃焼!!―正しい知識でダイエット
大野 誠
新星出版社 (2002/06)
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5 やせるための知識を習得するには、この一冊で十分。


太って見える人だけが肥満ではない。体脂肪率が高く、脂肪が腹部の内臓の周囲につく「内臓脂肪型肥満」は、生活習慣病と密接な関係がある。自分が肥満なのかそうでないのか、肥満だとしたら「いい肥満」なのか「悪い肥満」なのか? 必要のないダイエットで筋肉を減らし、体脂肪率の割合が上がってしまった「隠れ肥満」の人も多いという。

著者は20年来、大学病院の肥満専門外来で、生活習慣病を抱えた中高年の患者や、過激なダイエットに失敗して体調を崩した若い患者に接してきた。健全なダイエットは体についた余分な脂肪だけを減らして、大切な筋肉は損なわないのが大原則だ。本書では健全なダイエットのための「基礎知識」「運動」「食事」「行動変容」が詳しく解説されている。

肥満の解消に役立つのは、毎日の生活習慣を記録して太る原因を知ることだと著者は説く。最低1週間を目安に「食事日記」「生活活動日記」「体重・体脂肪・歩数表」をつけ、自分の食習慣や1日の運動量、肥満につながる行動パターンを明らかにする。生活習慣を客観的に分析して体重や体脂肪の推移を知り、肥満の原因を見つけるのだ。

さらに、ダイエットをスムーズに進めるためには、食事を制限するだけでなく適度な運動を併用することが肝要だ。運動を併用することで太りにくい体ができるのだ。本書では、職場でもできるストレッチ、CMの間に行う体操など、運動を習慣化するためのあの手この手も紹介されている。

目次

1 基礎知識編―肥満についての正しい知識を知る(肥満とは? リンゴ型、洋ナシ型肥満とは? ほか)
2 運動編―体脂肪を燃やす運動(運動を併用して体脂肪を減らす 有酸素運動とは ほか)
3 食事編―体脂肪を減らす食事学(食事療法で体脂肪を減らそう 五大栄養素について ほか)
4 行動変容編―生活習慣の記録(生活習慣の記録 まずはメモをつけるクセをつけよう ほか)


体脂肪とは

体脂肪とは、体の中にある脂肪の総称です。

脂肪は、脂肪組織の中だけでなく、血液、骨、筋肉をはじめ脳の中にも存在しています。 また、細胞膜やホルモンの原料にもなっています。

全身のいたるところに脂肪は存在していますが、一般的に体脂肪というと、主に以下のような脂肪をさします。

体脂肪の役割その1…エネルギーを蓄える

体脂肪の一番大きな役割は、飢餓から身を守るためにエネルギーを貯蔵することです。

万一、食べ物が不足した場合、生命を維持するために蓄えられた脂肪が使われます。

体脂肪の役割その2…衝撃から体を守る

人間は、脳、心臓、肺に損傷を受けると死んで(あるいは重篤な状態)しまいます。

そういった生命維持に直接かかわる部位は、脳なら頭蓋骨(ずがいこつ)、心臓や肺は肋骨(ろっこつ)で守られています。

脳、心臓、肺以外にも体には、内臓など大切な器官がたくさんあります。

体脂肪の役割その3…体温を保持

体脂肪は体温調節にも深くかかわっています。

寒くなると褐色脂肪細胞が細胞内に蓄えられている脂肪を燃やし、熱を発生させて体温を保持しています。

体脂肪の役割その4…ホルモンの調節

女性でも少量ですが男性ホルモンが分泌されいます。

脂肪は男性ホルモンを女性ホルモンに変える役割をして、男性ホルモンの働きを抑制しています。

そのため、脂肪が少なすぎると男性ホルモン値が高くなり、女性ホルモンの働きが抑制され、月経異常などを引き起こしたりする場合もあります。

体脂肪の役割その5…ホルモンを生産・分泌

脂肪は、アディポサイトカインという物質を生産・分泌して、糖質や脂質の代謝など体内の機能をコントロールしています。

アディポサイトカインには善玉のアディポネクチン、悪玉のPAI-1(パイ-ワン)があります。 

 
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