食物繊維
食物繊維は第六の栄養素といわれ、健康を維持していくには欠かせない栄養素のひとつです。 食物繊維は特に生活習慣病の予防をするので、積極的に摂ることが薦められています。 食物繊維は一日20g位の摂取が目安ですが、そこまでの量の食物繊維を食品からだけ摂るのは、実際のところ大変です。
食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があります。
不溶性食物繊維のセルロース、リグニンなどは、主に野菜や豆、きのこなどに多く含まれています。 カニなどに含まれるキチン・キトサンは動物性の不溶性食物繊維で、脂分の吸着力が優れています。
不溶性食物繊維は胃の中に長時間留まるので満腹感を得やすく、肥満防止になります。 腸内で水分を吸収してふくれ、腸のぜん動運動を活発にします。 また、腸内の有害物質を吸着、排出します。
水溶性食物繊維は、果物、海草などに含まれる粘性の物質です。 水分を抱き込みゲル状になり、ブドウ糖の吸収をゆるやかにしたり、コレステロールの吸収を抑制したり、ナトリウムを排出させる作用があります。 生活習慣病予防のためには水溶性食物繊維がよいといわれています。 水溶性食物繊維には、果物に含まれるペクチン、海草に含まれるアルギン酸などがあります。
人工の食物繊維ポリデキストロースは、水溶性食物繊維の有効作用がすべて備わっていて、食品などに多く添加されています。
食物繊維の過剰摂取は、栄養不良をはじめお腹の張り、悪心、嘔吐、下痢などの症状が現れることがあります。 特に下痢は、必要なミネラルを排出してしまうので注意が必要です。 また、体質によっては便秘になる場合もあります。
食物繊維が含まれるダイエット食品の過剰摂取には気をつけてください。
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